自然な豊胸ができるサイズとは
1度の豊胸で自然にバストアップできるサイズの相場は、だいたい１〜２カップと言われています。
まず脂肪やヒアルロン酸の注入では、方法上の関係で大きくできるサイズ数には限度があります。
これらは注入したすべてが定着するとは限らず、吸収されて自然になくなることが多いからです。
吸収される分を見越して多めに注入すると、いずれの方法もしこりができやすいため、大量注入は避けるのが普通です。
そのため、1度の処置で大きくできるサイズ数はどうしても小さくなるのですね。
これに比べ、シリコンバッグの挿入なら限度はありません。
バッグが体内に吸収などもされませんから、このバッグのサイズに応じて豊胸できます。
バッグの大きさは種類がありますから、3カップ以上の豊胸でも一応は可能です。
しかし結局は1〜2カップの豊胸に落ちつくことが多いでしょう。
といいますのも、入れるバッグが大きくなればなるほど、自然な豊胸になりにくいからです。
これら豊胸素材は胸の内側に入れられることが多く、元の胸の部分が前面に押し出されるような形になります。
少しの豊胸なら挿入する素材も小さいため、元の胸が占める部分が多く、見た目も感触も自然に仕上がりやすいのです。
これに比べ、大幅な豊胸のために大きなシリコンバッグを入れると、豊胸後の胸の多くを豊胸素材が占めることになりますよね。
シリコンバッグは、本物の胸に比べるとやや硬い感触です。
胸の大半をこれが占めると、自然な胸の感触に比べ違和感が残りやすいのです。
また、昨日までBカップだった方が急にE〜Fカップになると、見た目にも違和感がありますよね。
このような理由で、自由にサイズを指定できるシリコンバッグでも、やはり1〜2カップの豊胸が相場となります。
なるべく自然なバストアップをしたい方は、方法に関わらずこれくらいの豊胸を考えるといいでしょう。
