豊胸手術後のアフターケア
豊胸手術のアフターケアは、手術内容によります。
特に手厚いアフターケアが必要なのは、シリコンバッグの挿入です。
これは切開を伴う大きな手術ですから、普通の手術と同じように術後はケアをしてください。
まず痛み止めの服用が必要です。
数センチに渡って切開し、それを縫合してある状態ですから、豊胸手術の中でも術後の痛みは強いです。
痛み止めはもちろん処方されますから、それを忘れずに飲んでください。
その上で、術後は安静にするのが基本です。
1週間程度は激しい運動を控え、フルタイムの仕事や家事なども控えた方がいいでしょう。
もちろん急に休みを取るのは難しいでしょうから、手術を受ける前から1週間程度は休みを取ると安心です。
この期間、マッサージも必要です。
シリコンバッグという異物を挿入していますから、これを排除しようとする反応が起こります。
バッグを膜で覆い、これを締め上げるような反応になるでしょう。
これは痛みを伴ったり、バッグが圧迫されて胸が硬くなったりします。
これを和らげ、定着させるためのマッサージです。
これを始める時期や方法はクリニックから指導されます。
手術を受ける前に確認しておくといいでしょう。
その他の注意点として、シャワーや入浴できる時期も要確認です。
入浴できるのは抜糸が終わった後とされることが多く、手術して1週間後になることが多いでしょう。
それまでは一切の入浴禁止か、シャワーで軽く流す程度になりますのでご注意ください。
このように、シリコンバッグの挿入は注意すべきアフターケアが比較的多いです。
このタイプの豊胸をする方は事前によく確認してください。
脂肪注入などの場合、ここまで手厚いケアは不要ですが、術後に激しい運動はなるべく控え、入浴もしばらく控えた方がいいのは共通です。
これらアフターケアの負担から豊胸手術の方法を選ぶのもアリですよ。